和歌山串本をご紹介
串本は、紀伊山地を背に潮岬半島が雄大な太平洋に突き出した本州最南端の町です。
茫々たる太平洋に面し、東西に長く延びた海岸線はこの地方の特色であるリアス式海岸で、奇岩・怪石の雄大な自然美に恵まれ、吉野熊野国立公園及び枯木灘県立自然公園の指定を受けています。
自然豊かな常春の町くしもと
串本は、紀伊山地を背に潮岬半島が雄大な太平洋に突き出した本州最南端の町です。
茫々たる太平洋に面し、東西に長く延びた海岸線はこの地方の特色であるリアス式海岸で、奇岩・怪石の雄大な自然美に恵まれ、吉野熊野国立公園及び枯木灘県立自然公園の指定を受けています。
紀伊大島(くしもと大島)
串本町の1.8㎞の沖合には、和歌山県下最大の島、紀伊大島が浮かんでいます。 元来より大島と呼ばれてきましたが、全国的に大島の名を持つ土地は数多く、それらとの区別のため「紀伊」を冠し「紀伊大島」と呼ばれています。
串本と大島は巡航船で行き来をしていましたが、1999年9月に「くしもと大橋」が完成し非常に便利になりました。
黒潮の恩恵を受ける町
串本は本州屈指のダイビングスポット。本州最南端に加え温暖で滋養豊かな黒潮が接岸するため、真冬でも水温が15℃を下ることはなく、温帯と熱帯の生物が入り交じり沖縄でも伊豆でもない独特の海中景観を形作っています。
また、海岸部は吉野熊野国立公園地域に指定され、潮岬のほか国の天然記念物である橋杭岩や、世界で唯一の「非サンゴ礁海域に存在するサンゴ礁」があり日本初の海中公園にもなった地域を含む沿岸海域が、ラムサール条約にも登録されています。
黒潮が直接打ち寄せる串本は古くから全国屈指の漁業の町として栄え、新鮮な魚介類が連日水揚げされています。近年、マリンスポーツの多様化に伴い、磯釣り、船釣りに加え、トローリングやルアーフィッシングで賑わってきました。また、黒潮に乗って北上するカツオ、マグロなどの他、大型ほ乳類のクジラ、イルカ、シャチなどが、船で沖に出れば見ることもでき、近年、ホエールウォッチングも盛んになりました。